骨粗鬆症の検査と治療―あなたの骨は大丈夫ですか
骨粗鬆症とは、 骨のカルシウムが減り、骨がもろくなって骨折が起こりやすくなった状態のことです。高齢者に多く、特に閉経後の女性に多い病気です。
どんな症状が?
最初は特別の症状はありません。しかし、もろくなった骨がつぶれて、背がいつのまにか縮んだり、もっと進行するとちょっと転んだだけ容易に折れたりするようになります。がんこな腰痛の原因にもなります。なるべく早期に発見して治療することが大切です。また、既に発病している場合でも、骨を丈夫にして進行させない対策を実行する必要があります。
どうすればわかりますか?
骨粗鬆症は手の指や腰の骨のレントゲンをとれば簡単に知ることができます。同時に骨粗鬆症による骨の変形などもわかります。『骨量検査』という方法です。当院でも実施しております。ご相談下さい。
自分でできる対策は?
食事療法、運動療法、日光浴があります。食事療法はカルシウム(乳製品、魚介類、野菜類、海草、大豆)やビタミンDを十分にとります。適度の運動によって骨に刺激を与えることも骨にカルシュウムを定着させて丈夫にするために重要です。家事などで体を積極的に動かせば良い運動になります。
どんなお薬があるでしょうか?
活性型ビタミンD、ビタミンK、カルシトニンなど骨粗鬆症を積極的に治療する良いお薬があります。骨量検査を行って効果を確かめながら治療を進めます。
骨粗鬆症について簡単に説明致しました。 気になる症状のあるかた、骨粗鬆症の心配な方、ぜひご相談下さい。
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